netshopオープンへの道 VOL33 −夢膨らむショールームの企画−



ショールームのことを考えだしたのは、
ポルト・デ・ヴェルサイユの9月の
プレタの展示会が終わってすぐだった。


なぜなら、11月末までに、
次の1月末の展示会の申し込みをしなければいけないからだ。
もちろん、申し込みと同時に手付金も支払わなくては、いけない。


自分のアトリエでやるには、
エレベーターがないのが難点だった。


たった15万の彼の素晴らしい景色の家を借りるには、
場所が、難解だった。
外国人には、たどり着くのが難しいだろう。
忙しい身のバイヤーたち、
わざわざ出向いてくれるとは、思えなかった。


そこで思いついたのが、例の友人のブティックだ。



場所は、レ・アールで、なにより、
人気の展示会tranoiの開催所のすぐ裏にあるのだ。


早速、お店にお邪魔して、話をしてみる。


問題は、店を借り切ってしまうと、
その間、店の売り上げがなくなってしまうことだ。


話し合いの末、奥の半分を使わせてもらうことにして、
さらに、彼女にも、展示会参加を持ちかける!


そうこうしてるうちに、
彼女が彼女の同業者フレンドにも声をかけ、ここで3人になった。


しかし、彼女は、なかなかやり手で
レンタル料にお店の1か月の家賃の4分の1を請求してきた。



4日間で、一か月分の家賃の4分の1か・・と、
一瞬、思ったけど、
それでも、プレタの一番小さなスペースを
借りる6分の1の金額だ。



それ以上に、遠慮せずに、
的確な値段を要求してくる彼女を反対に尊敬した。


私に足らないのは、これだ。と・・

ビジネスと、友情を混ぜては、いけない。


気持ちよく支払することにした。
話に乗ってくれただけでも、ありがたい!!


しかし、私は、集客率を心配した。
展示会場には、たくさんのバイヤーがやってくる。


彼らが予定していなかった、偶然
気に入ったスタンド(ブース)にも、入ってくれる。


いくら、人気の展示会tranoiの開催所の裏だと、いっても
ここで展示会を開催していることは、知ってるのは、
私たちが、それぞれインビテーションを送ったところだけである。


そこで、飛ぶ鳥を落とす勢いだった某ブランド
働いていた時の同僚だったフランス人の友人が
彼女もまた、フランスのブランドを
日本に紹介する仕事の会社を立ち上げ、
さらに、自身のバックのブランドを始めていたのだ。


彼女は、デザイナーでなく、
ビジネスをマネージメントする人で
デザイナーに依頼して、企画をしてもらい
生産面やMD的な枠割をしていた。


彼女の扱うブランドは、十分かわいかったし、
また、自身が手掛けるバックもかわいかった。
風のうわさには、数年前、あのMerciで、扱っていたらしい。


そして、何よりも・・彼女は、膨大な・・
世界中のバイヤーリストを持っていたのだ。


早速、電話をしてみると、かなり乗り気だ。
ただ、問題は、レンタル料だった。
その膨大なレンタル料を、当時の彼女には、難しかった。


そこで、私は、ブティックの友人に値段交渉をした。
いかに、そのバイヤーリストが重要であることを訴え、
私たちの支払う金額の半分ぐらいの金額で了解を得た。


もちろん、自分のレンタル料は、
最初に提示された金額から一切交渉せず、
提示のままの金額を支払った。
それが、公正なやり方だと思ったからだ。


こうして、私の初めてのパリでのわくわくしながらの
ショールームの企画が始まったのである。


つづく。。

*このカテゴリーのブログは物語り形式になっています。今までのお話を読みたい方は、こちらへ


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平野 恵美(megu)

皆様の期待にこたえられるよう、かわいい商品を企画、提供していきたいと思います。
また、ブログではヨーロッパのもろもろについて書いていきたいと思います。
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