netshopオープンへの道 VOL25 −面接を勝ち取る−



2003年5月下旬のある火曜日。
フランスに300店舗を構える会社から留守電が入っていた。


本当は、すぐ電話しなくては、いけないのに、
その頃の私は、いつも、緊張して1日置いてしまう。


木曜の午後、電話をした。
いかにも、フランス語が話せるように、
ボロを出さないように、
何回も、聞かれることをシミュレーションして
練習してから、電話を入れた。



電話では、面接の時間をもらい、
思わず午後6時だったので、びっくりして聞き返してしまった。
(実は、フランス、この6時という面接、結構多い)


後は、郊外は、地図がないので行き方を聞かないと
道に迷ってたどり着けない。
特にパリの北の郊外でなんか危ないので、道に迷いたくない。
優しく教えてくれた。
バスを降りてからもすぐだし、よかった。




午後6時、5分前に受付で、
名前を告げマダム○○○さんと約束があることを言った。
ロビーで待っていると、
10分ぐらいして、背後から声をかけられた。



綺麗な人。。スタイルもいい。
さすが、フランス。こんな人が責任者なのね。
かっこいいいなあー。




商談室に2人で入って、

まず、聞かれたのは、どうしてフランスで仕事をしたいのか?

それから、どうしてフリーランスなのか?


動物園でどんな仕事をしていたか?

どうして、動物園をやめたのか?




私は、自分のフランス語のレベルが低いのを隠す為に、
必要最低限のことを話し、ゆっくり、きちんと答えた。


でも、フランス語を母国語にもつ人からは、
すぐレベルなんて見ぬかれてしまう。



彼女アナベルは、最後に強烈な質問を投げかけた。


「あなた、すべてのフランス語の指示書が読めて、理解できて、話せる?」



来たああー。覚悟は、していた。


嘘は、つけない。




でも、この仕事をぜったい取らなければ、
私は、フランスに居続けれないし、
せっかく創った会社も継続できない。



「私は、フランス人でないので、完璧には、話せません。
前の会社では、確かに、働き出したときは、話せず、
回りの人たちが、ものすごく我慢強く対処してくれたと思います。
でも、最近では、仕事をする上では、問題は、なかったです。」


と、答えた。



「わかったわ。とりあえず試しに数型、やってみましょう」


と、アナベルは、言った。



よかったあ。 ラブまだ、お試しだけど、機会は、与えられた。




帰り道、るんるんでスキップしながら、バス停まで向かった。


私をみた周りの人は、変な人だと思ったかもしれない。



でも、そんなことおかまいないくらい嬉しかったのだ。



つづく。。

*このカテゴリーのブログは物語り形式になっています。今までのお話を読みたい方は、こちらへ



Cart
Category
Recommend
Profile

平野 恵美(megu)

皆様の期待にこたえられるよう、かわいい商品を企画、提供していきたいと思います。
また、ブログではヨーロッパのもろもろについて書いていきたいと思います。
サイズ・コーディネイトの相談などのりますので、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡くださいね☆

Mail Magazine
メルマガ登録・解除はこちら