netshopオープンへの道 VOL8−パリに引っ越す−



2000年12月、私はパリに引っ越した。
半日の内勤の仕事以外は、家で仕事をするので、
郊外のスチューディオでは、手狭になった。
また、自分のブランドを始めたいと
思いだしているのだが、
郊外だと、なかなか学生スタージュが来てくれない。



40平米で8万ぐらいで押さえたい。
が、そんなことは、不可能な話だった。
なぜなら、日本のフリーペーパーに載っているものは
一般のものより2万円ぐらい高い。
(フランス人大家さんできれいに
使ってくれる日本人に貸したい人の物件は
良心的な値段だけど。)
フランスの不動産屋や新聞だと、保障がいる。
(過去3ヶ月分の給料明細書、家賃の3倍の所得などなど)
こんなときフリーランスは、保障がない。


だから、少し探しだして、時間の無駄だとあきらめた。
それにそのスチューディオの
バスルームのタイルがレモン色でかわいかった。
窓から見える大きな木の庭も気に入っていた。
郊外の穏やかな暮らしも好きだった。


9月のある日、
インドに住んでいるフランス人の友達が
パリに来ていたので、
マレのオーガニックの店で一緒に食事をした。

偶然にも、彼の元彼女が住んでいる
彼のアパートが空くらしい。
値段も70000円(当時の話)にしてくれると言う。

やったー。
わたしって本当にほしいものが手に入る人。
本当にラッキーです。

元彼女ナタリーは、前に
まだ彼らが付き合っていた頃4,5回あっている。
アパート見物を兼ね、夕食に呼ばれた。

いく道々、移民の多い地区を歩いて考えた。
私は、ここには、住めない。
食事中、治安について質問しまくった。


帰り道も、値段は、魅力的だけど
やっぱり住めない。
と思っていたのに
まるでいい映画を見た後のように
じわじわと住みたくなってきた。
食事中に窓から見えた夜景が忘れられなかったのだ。


そして、その決断をしてよかったと今、心から思える。

 

 

つづく・・

 

 

*このカテゴリーのブログは物語り形式になっています。今までのお話を読みたい方は、こちらへ

 

 

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平野 恵美(megu)

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